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Carbon Metallic Brake
Pads
カーボンメタリックブレーキパッド

■スチールブレーキにカーボンブレーキの性能を
F1で使用されていることで有名なカーボンブレーキ。F1初体験のドライバーはまずその強烈なストッピングパワーに驚きます。カーボンブレーキはカーボン製のパッドとカーボン製のローターを使用した、現時点において最も優れたサーキット用ブレーキシステムです。しかし1台分で2万ドル以上というコストに加えて温度管理や酸化を防ぐための取り扱いの難しさから、スプリント用カーボンブレーキの使用が許されているのはF1・GP2・IRLなどごく一部のカテゴリーに限られています。
PFCはカーボンメタリックテクノロジーによってカーボンブレーキのストッピングパワーをスチール製のブレーキシステムで実現しました。ブレーキパッドのマテリアルに炭素繊維の粉末を使用することでローター表面にカーボンの皮膜を形成し、擬似的にカーボンパッド&カーボンローターの状態を作り出します。さらにカーボンブレーキが苦手とする低中温域ではメタル粉末によってカーボンブレーキをはるかに上回る効きをも得ています。F1においてもカーボンブレーキの温度管理技術が今ほど高くなかった過去には、低中温域のメリットに着目したウィリアムズが予選でPFCカーボンメタリックブレーキパッドを使用していました。
■ブレンボ、AP Racing、アルコンが認めた唯一のパッド
「Brembo」「AP Racing」「Alcon」といえばモータースポーツシーンでは勿論のこと。市販車ではハイスペックスポーツカーにのみ装備されるブレーキシステムの世界的ブランドです。PFCはこれら各社に2001年まで20年近くもの長きに渡ってモータースポーツ用ブレーキパッドをOEM供給し続けてきました。この事実はひとえにPFCの高性能と信頼性を証明しています。
(現在はPFCがブレーキパッドメーカーからブレーキシステムメーカー、いわば「競合他社」になったことからOEM供給は行っておりません)
目的別ラインナップ
Racing - レーシング 〔サーキット走行専用〕-競技専用部品 上級者対象
スーパーGT・フォーミュラニッポン等で使用されているものと同一のコンパウンド。サーキットにおいて最高のパフォーマンスを発揮する。
材質:カーボンメタル
摩擦係数:0.3〜0.56
ローター適正温度域:100〜1000℃
※ 競技専用部品につきクレーム不可
Premium - プレミアム 〔一般公道向け〕
ラリー系レース用コンパウンドをベースに開発。純正パッドに近い初期制動と踏力に応じて立ち上がるリニアな特性を持つ、従来のスポーツパッドでは満足できない方のためのブレーキパッド。独自のマルチレイヤーテクノロジーによって摩材に振動吸収層を組み込むことでブレーキ鳴きを抑制している*。
*ブレーキ鳴きを完全に防止するものではありません
材質:カーボンメタル
摩擦係数:0.3〜0.45
ローター適正温度域:常温〜550℃

使用方法
PFCカーボンメタリックブレーキパッドはブレーキローターにカーボン皮膜を形成し、擬似的にカーボンブレーキと同じ状態を作り出すことで性能を発揮しますので、取り付け時にはカーボン皮膜をローターの表面に形成するために「当たり付け」を行う必要があります。
PFCカーボンメタリックブレーキパッドは従来の製法の倍以上の圧力により高密度に成形されています。その為に摩材が非常に堅く、ローターがカーボン皮膜で保護されていない状態では高いローター攻撃性を持ちますので、当たり付けを怠ると本来の性能を発揮しないばかりか車両に深刻な損傷を与える恐れがあります。
当たり付けの準備
《ローター》
他社製パッドからPFCカーボンメタリックブレーキパッドへの交換の場合には、ローターに付着している他社製パッドの被膜がカーボン被膜の形成を妨害する恐れがあります。あらかじめ60番くらいのサンドペーパーで被膜を除去してください。また、ローターが磨耗限界に達しているものや表面が荒れている場合にはカーボン被膜を形成できませんので、必要に応じて表面を整えるかローター交換を行って下さい。
《キャリパー》
スライドピン・ピストンがスムーズに動くこと、キャリパーが開いていないことを確認してください。摩材の剥がれや欠けの原因になります。
当たり付けのやり方
急激にブレーキに負荷をかけて温度を上げることは避け、徐々に熱を加えてください。ローターの表面に黒みがかった光沢が出てくればカーボン被膜が形成された証です(下画像左側)。また、当たりが付いたパッドはローターとの当たり面に光沢が出てつるつるした状態になります(下画像右側)。
PFC⇒PFCの交換の場合にはブレーキパッドの慣らしのために当たり付けを行ってください。

※左側 :スリットローター / 右側:ソリッドローター
《街乗り》
ブレーキに過負荷の掛からない通常走行の範囲で60〜100km走行後にローターを確認してください。カーボン被膜が形成されていることが確認できれば、仕上げに安全が確保できる場所で高速域からのブレーキングを数回行ってローターに熱を加えてください。カーボン被膜が熱によって硬化します。高速道路などのブレーキをほとんど踏まない走行では当たりはつきません。
《サーキット走行》
通常の半分のスピードに最高速を抑えて3〜5LAP流し、ローターの状態を確認してください(コーナーでは通常通りブレーキングして下さい)。カーボン被膜が形成されていることが確認できればサーキット走行が可能です。走り込むことでブレーキに熱が入り、カーボン被膜が硬化して効きが安定してきます。
当たり付けの際にブレーキとアクセルを同時に踏む「引きずり」は絶対に行わないでください。
ローター・パッドに過大な負荷がかかり、当たり付け失敗の原因になります。
当たり付けに失敗した場合
当たり付けに失敗した場合にはブレーキパッドの異常磨耗により大量のブレーキダストが発生してローター表面が荒れた状態になります。夜間にはブレーキから火花が飛ぶのが見えることもあります。再度当たり付けを行うには、表面が荒れたローターにはカーボン被膜が形成できませんのでローター研磨などを実施してあたり面を整えた上で行ってください。ブレーキパッドも60番のサンドペーパーで表面を整えて下さい。
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一部の社外品にはパッドの食いつきを上げる為に柔らかい素材で作られているローターがあります。これらはPFCカーボンメタリックパッドの硬度に負けて表面が食われやすく、カーボン被膜が形成されにくい傾向がありますので、PFCはメーカー純正部品、またはAP
Racing・Brembo・PFCローターの使用を推奨します。 |
レーシング材について
レーシング材はサーキット走行のみをターゲットに開発されており、低温域での使用については全く考慮しておりません。低温域では十分な制動力が発揮できない恐れがあります。また、適正温度外での使用は磨耗が促進されます。
PFCカーボンメタリック レーシングはフェードしませんので、先にキャリパー・ローター・ブレーキフルードが温度限界に達します。性能を十分に発揮するにはブレーキダクトの装着・バックプレートの取り外し等の温度対策を行い、DOT5以上の高性能ブレーキフルードをお使い頂くことを推奨します。適正温度を超える環境での使用は磨耗の促進や摩材の割れ・欠けの原因になります。
レーシング材は低温域では十分なカーボン被膜の形成がなされません。カーボン被膜がパッドに削られきってしまうとローターへの攻撃性が急激に高まりますので、低温域での使用では定期的に熱を入れてカーボン被膜を維持することが必要です。
PFCカーボンメタリック レーシングの性能を発揮するには、ブレーキの温度管理を十分に行うことが必須です。販売店様と車両の仕様についてご相談頂き、了解の上でご使用ください。
注意事項
・取り付け作業は、正しく装着するために専門店などに依頼して確実に行ってください。
・製品の加工、適応車種以外への装着は絶対に行わないでください。
・レーシング材にはウェアインジケーター(パッド残量警告装置)が付いていませんので、常にブレーキパッドの残量を確認してください。
・レーシング材はサーキット走行専用品、プレミアム材は一般公道向けです。それぞれの使用目的以外での使用は絶対に行わないでください。
・異常が認められた場合には、速やかに使用を中止し、専門店などで点検してください。

※カーボンメタリックブレーキパッドに関するよくある質問はこちらから |